最近は不倫で世間を騒がせた芸能人が執拗にバッシングを受けるケースが多いですよね。
世間的には不倫は悪だという風潮がどんどん現在進行形で高まっているように思えます。
そこで今回は不倫する人の気持ちとは?不倫はそもそも良いのか悪いのか?ということについて考えてみましょう。
まず、不倫をする方々の気持ちについてです。
不倫が発生するケースの統計を眺めてみると、圧倒的に男性の不倫の方が多いということがわかります。
これは男性が悪だというわけではなく、生物学的に男性の方が性衝動が高いという理由が関わっています。
つまり、男性は性欲が一般的に女性より高いため、魅力的な異性の誘惑に負けてしまうケースが多々あるというわけなんです。
ですので不倫する男性で最も多いのは、妻との関係がうまく行かずセックスレスに悩んでいる時に、たまたま異性と出会う機会があって…という場合です。
これは一見自分本位で独りよがりな理由なようにも思えますが、生物としての本能の面もあるためある程度致し方ない部分もあります。
もちろん浮気しないというのが一番ですが、そうなってしまった原因にも一度目を向けてあげると互いに理解できる部分がほんの少しあるかもしれませんね。
一方で割合で見れば少ないですが、女性の不倫も最近になって徐々に増えてきています。
女性の不倫で最も多いのは40代女性の不倫です。
40代となると家庭がマンネリ化して夫との心が離れやすい時期であり、女性は一旦相手との心が離れてしまうと浮気に走りやすい傾向があります。
さらに、男性とはちがって女性は30、40代に性欲がピークを迎えるという点も起因していると考えられます。
こちらも日々の家事やパートに身も心も疲れている時に…という事情を考えると、不倫した側だけを攻める気持ちにはなれませんよね。
このように不倫する気持ちには性差というものが大きく関わっています。
男女の性差は身体でけなく心にも存在しているので、相手の性をわかった上でともに歩み寄っていくということが不倫という関係に陥らないために、または不倫をしてしまった後の関係修復に必要になってくるのだと思います。
最後に不倫は是か非か?という問題についてです。
これは先に述べたように様々なケースがあるため、一概に悪だということは言えないということがお分かりになったと思います。
しかし、忘れてはいけないのがお子さんの存在についてです。
不倫問題においてもっとも重要なのは、置いてけぼりにされている子どもたちについてです。
自分の親の関係が悪くなって、不倫を犯してしまっているという事実は、自分が当人の子であると考えれば決して良い気持ちではないと思います。
さらに問題が発展して離婚ということになれば、お子さんは精神的な面でも金銭的な面でも大きな負担を受けます。
不倫自体を悪だとは言いませんが、子供がいらっしゃるのあれば子供の気持ちをしっかり考えた上で今一度自分の行動を改め直すことが必要なのではないでしょうか。